[読み/英語]
こきんのとも
[文章内容]
自分を深く理解し評価してくれる襯板。中国の春秋時代の琴の名手伯牙には鍾子期という親友がいて、伯牙の琴の音色をよく聞いてその音楽を深く理解してくれた。鍾子期が死ぬと、伯牙は、もう自分の琴を本当に理解してくれるものがいなくなったといって親友の死を悲しみ、琴の弦を切って、もはや二度と琴を弾かなかったという。（≒断琴の交わり）
[作者]
近代日本の詩人土井晩翠の言葉
[参照図書]
四字熟語の辞典（有紀書房）