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[四字熟語]
虎渓三笑
内容の最終更新日:2016-05-18
[読み/英語]
こけいのさんしょう
[文章内容]
あることに熱中しすぎて、外のことすべてを忘れること。中国の画題の名で、仲好く話し合っていたため、渡るまいと誓っていた虎渓を越えていたのに気がつき、三人の隠者が大笑いしたというもの。虎渓は江西省九江市の西南の廬山の東の東林寺の前方にある谷。晋の慧遠(えおん)法師は東林寺にいたが、虎渓を渡って外に出るまいと誓っていた。そこへ陶淵明と陸修静が訪れ、見送りながらいつの間にか虎渓を渡り、虎の声を聞いて安居禁足の誓いを破ったことに初めて気づき、三人で大笑いしたという。
[出典]
廬山記
[参照図書]
四字熟語の辞典(有紀書房)