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[四字熟語]

天人五衰
内容の最終更新日:2016-05-18

[読み/英語]
てんにんのごすい
[文章内容]
天人が死のうとする時にあらわれる五つの死相。大の五衰は衣裳垢膩(えふくこうあい:衣服が垢で油染みる)、頭上華萎(ずじょうかい:頭上の華鬘が萎える)、身体臭穢(しんたいしゅうあい:体が薄汚れて臭くなる)、脇下汗出(えきかかんりゅう:脇の下から汗が流れ出る)、不楽本座(ふらくほんざ:自分の席に戻るのを嫌がる)で、これがあらわれると必ず命を落とす。小の五衰は楽声・身光忽滅・浴水著身・著境不捨・眼目数瞬で、これらは勝善根にあうと、命が助かるという。
[出典]
涅槃経
[参照図書]
四字熟語の辞典(有紀書房)