[読み/英語]
ふちのためにうおをかる
[文章内容]
暴君は国民を苦しめるため国民が離反し、徳の高い君主のもとには国民が慕い寄ることのたとえ。慈愛深く徳の高い天子の湯王や武王(すなわち淵)には国民（すなわち魚)が寄ってきたが、桀王や紂王のような暴君(獺（かわうそ）)が酷政をしくと国民は離れ去り、国を衰退･滅亡に導いた。
[作者]
『孟子』中の「淵の為に魚を敺る者は獺（だつ）なり」にもとづく
[参照図書]
四字熟語の辞典（有紀書房）