[読み/英語]
へいげんとくゆう
[文章内容]
隠語で、悪い酒という意味。東晋の武将桓温の家来の者が、おいしく体によい酒を青州従事と名付け、味もまずく体にも悪い酒を平原督郵と名村けたという。青州の斉郡の斉を謄(へそ)に、平原の鬲県の鬲を隔(胸部)に通じさせ、良酒はへそまで落ちていくが、悪酒は胸につかえるという意味を含ませた。
[出典]
世説新語
[参照図書]
四字熟語の辞典（有紀書房）