[読み/英語]
ゆいがどくそん
[文章内容]
この世に個として存在する「我」より尊い存在はないということで、人間の尊厳をあらわしている言葉。また、この世に自分より優れたものなどないという思い上がりの意味でも使う。
[内容説明]
「天上天下唯我独尊」の略。
釈迦が誕生したとき、四方に七歩ずつ歩き、一方の手で天を、一方の手で地を指して唱えたという「長阿含経」の話に基づく。
「我」は釈迦本人の意ではなく、個々人であるとする。それぞれの存在が尊いものであるということ。
[出典]
『長阿含経』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社