[読み/英語]
やまいこうこうにいる
[文章内容]
病気がひどくなり治療のしようがないこと。趣味や道楽に熱中しすぎて、どうにも手がつけられなくなることのたとえ。
[内容説明]
「膏」とは心臓の下の部分、「肓」とは横隔膜の上の部分のこと。
この部分は薬も針も届かないので、治療が困難な場所であり、そこに病が入り込んだということから、病気が重くなって治療のしようがないことを意味した。
転じて、あることに熱中しすぎて手がつけられなくなることをいう。
[出典]
『春秋左氏伝』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社