[読み/英語]
もとのもくあみ
[文章内容]
一度は、思いもよらなかった栄華の階段をのぼった者が、失敗して再びもとのみすぼらしい状態に逆戻りすること。
[内容説明]
昔、大和群山の城主筒井順昭が病死した時、子の順慶は幼かったので遺言により順昭の喪を隠し、順昭と声のよく似た盲人木阿彌を順昭の寝所において、順昭が病臥しているように見せかけ、順慶が成長してから喪を発表して、木阿彌は再び一盲人になって城を下りたという故事による。この故事には他の説もある。
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社