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[ことわざ]

覆水盆に返らず
内容の最終更新日:2016-05-18

[読み/英語]
ふくすいぼんにかえらず
[文章内容]
いったん離縁した夫婦の仲は元に戻らないことのたとえ。転じて、一度してしまった失敗は取り返しがつかないということのたとえ。
[内容説明]
周の太公望は、若い頃貧乏なのに働かず読書ばかりしていたので、妻は愛想を尽かし出て行った。
後に太公望が出世して高位につくと、出て行った妻が復縁を求めてきたが、そのとき太公望は盆の水をこぼして「この水を元に戻せたら復縁に応じよう」と言ったという故事に基づく。
「覆水」とは、こぼれた水のこと。
[出典]
『拾遺記』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/
[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社