[読み/英語]
びせいのしん
[文章内容]
約束を必ず守ることのたとえ。また、融通が利かず生真面目過ぎることのたとえ。
[内容説明]
春秋時代、魯の国の尾生という男が、一人の女性と橋の下で会う約束を交わしたが相手はなかなか現れなかった。
そのうちに大雨で川が増水してきたが、尾生はその場を立ち去ろうとせず、橋げたにしがみついて女性を待ち続け、ついに水死してしまったという故事から。
良い意味でも悪い意味でも用いる。
[出典]
『史記』 『荘子』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社