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[ことわざ]
董狐の筆
内容の最終更新日:2016-05-18
[読み/英語]
とうこのふで
[文章内容]
圧力に負けずに、事実を曲げずに正しく歴史を書き記すこと。
[内容説明]
「董狐」は晋の歴史記録官をしていた人の名前。
国王の霊公が殺害されたときに、宰相の趙盾の所業だと記載したが、実際には弟の趙穿が殺害したために趙盾は訂正を求めたが、弟を見逃した罪の重さを訴えて変えることがなかったという故事から。
[出典]
『春秋左氏伝』「宣公二年」
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/
[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社