[読み/英語]
てんいむほう
[文章内容]
無邪気な人柄で、飾り気やわざとらしさがない人のこと。また、詩や文章にわざとらしい技巧がなく、自然で美しく、完璧なこと。
[内容説明]
天女の衣服には、縫い目など技巧を加えた跡がないという伝説から。
郭翰という青年が、ある夏に庭で寝ていると、空から天女がおりてきた。
その天女が着ている衣に縫い目がないことを不思議に思い、尋ねたところ、天女は「天人の着物には針や糸を使わない」と言ったという故事に基づく。
[出典]
『霊怪録』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社