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[ことわざ]

杖に泣く
内容の最終更新日:2016-05-18

[読み/英語]
つえになく
[文章内容]
むちで打たれて泣く意。親を思う心の厚いことのたとえ。前漢の韓伯兪(かんはくゆ)が、ある日母のむちを受けて泣いた。それまで泣いたことがなかったので、母がわけを聞くと、伯兪が「前には、打たれると痛かったのに、今日は痛くなかったからです。お母さんの力が衰えたためだと思い、悲しくなって泣いたのです」と答えたという故事から。
[内容説明]
杖=罪をこらしめるために打つむち。
[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社