[読み/英語]
すいこう
[文章内容]
詩や文章の表現を何度も練り直すこと。
[内容説明]
唐の詩人、賈島が「鳥は宿る池中の樹、僧は敲く月下の門(鳥は池中の小島の樹の上に宿っている、一人の僧がやって来て月に照らされた門を叩いている)」という自作の詩において「敲く」にすべきか「推す」にすべきかを馬に乗りながら思い悩んでいると、韓愈の行列にぶつかり捕らえられてしまった。
賈島がわけを話すと、韓愈は「敲くにしたほうがよい」と助言し、二人は馬を並べて詩について語り合ったという故事に基づく。
[出典]
『唐詩紀事』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社