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[ことわざ]

庶女、天に叫ぶ
内容の最終更新日:2016-05-18

[読み/英語]
しょじょ、てんにさけぶ
[文章内容]
平民の女が、天に向かって無実の罪を訴える。無実の罪を訴えること。
[内容説明]
斉の国にある寡婦がいた。寡婦に子供がなく、再婚するでもなく、姑(しゅうとめ)によく仕えた。姑には息子がなく娘がいた。この娘は母の財産が欲しく、幾度も、寡婦を再婚させるようにと母に言ったが、母は承知しなかった。すると、娘は母を殺して、寡婦が殺したと訴え出た。寡婦は自分でその証を立てることができず、独り天に向かって無実を訴えた、という故事による。
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/
[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社