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[ことわざ]

狡兎死して良狗煮らる
内容の最終更新日:2016-05-18

[読み/英語]
こうとししてりょうくにらる
[文章内容]
働きのある間は使われるが、利用価値がなくなると捨てられるたとえ。すばしこいうさぎがいなくなると、懸命に追い回していた猟犬は不用になって煮て食われる。
[内容説明]
「狡兎」とは、すばしっこい兎。「走狗」とは、猟犬のこと。
敵国が滅びてしまうと、功績のあった謀臣は殺される。韓信(かんしん)は漢の建国に大きな功績を残したが、高祖に捕らえられた時、自分もことわざ通りに殺されるといった。
[出典]
『史記』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/
[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社