[読み/英語]
おごるへいけはひさしからず
[文章内容]
思い上がった振る舞いをする者は長く栄えることはなく、いずれ滅びるというたとえ。
[内容説明]
地位や財力を誇り、思い上がって勝手な振る舞いをすれば、必ず滅びる時がくるということ。
『平家物語』に「驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」とあるのに基づく。栄華をきわめた平家の天下も長くは続かず、権勢を誇り驕慢になった者は必ず失脚するものである。
勢いが盛んな時ほど慎まねばばらないという戒めを含む。
[出典]
『平家物語』
[参照先リンク]
http://kotowaza.jitenon.jp/[参照図書]
『故事ことわざ辞典』 旺文社