
[読み/英語]
Manhattan Cocktail
[文章内容]
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◇透き通った液体に映るバーの灯は、まさにN.Y.の夜景のよう
◇テイスト→中口:32°
【Whisky base】
[内容説明]
現在のニューヨーク州マンハッタン島は、かつてはネイティブ・アメリカンが所有していた上地ですが、売買契約に反対していた彼らの酋長がふるまい酒に酔って土地売買の契約をしてしまったため「マンハッタン(酔っぱらいの意)」の名が付いたとか。
そんな楽しい名が付けられたこのカクテルは、マテーニとならぶカクテルの王様、パーティー会場には欠かせないカクテルです。
レストランではもう少しヴェルモットを増加し、甘口に作ってアペリティフとしても人気で、本場アメリカではオン・ザ・ロック・スタイルで飲まれることもあります。
アメリカン・タイプのカクテルなのでアメリカン・ウイスキーで作るのが望ましく、ベースにはライ・ウイスキーが通しています。入手できない場合は同系のカナディアン・ウイスキーや米国産のバーボン・ウイスキーで代用。
◆材料
ライ・ウイスキー … 2/3
スイート・ヴェルモット … 1/3
アンゴスチュラ・ビター … 1 dash
マラスキーノ・チェリー … 1個
[適用事例]
※辛口に作りたいときは、アルコール分が強くなるようにヴェルモットを少なめにする。さらに辛くするにはドライ・ヴェルモットを使う。
※アメリカン・ウイスキーでなく、スコッチ・ウイスキーで作ると「ロプ・ロイ・カクテル」になる。
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)