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[カクテル・お酒]

ブランデーの銘酒
内容の最終更新日:2016-04-28

[文章内容]
ブランデーはフルーツを発酵、蒸留したお酒です。日本人はぶどうを原料にしたお酒をイメージしますが、ぶどう以外のフルーツを原料にしても、それはブランデーです。
フルーツの中では、ぶどうからつくるグレープ・ブランデーがいちばん飲まれています。グレープ・ブランデーは長く熟成させると、味や香りが向上するので、70年以上も熟成させてから製品化された高価な酒もあるのです。
日本に輸入されているブランデーの中には、50万円という値段がつけられているものもあります。
現在、コニャック協会では老熟の度合いを記号で表現することを規制していますが、その基準は今まで一流メーカーが表記してきた記号より甘いようです。
非常に香りを大切にするお酒ですから、ストレートで飲む場合は、チューリップ形のブランデー・グラスに少量注ぎ、両手で温めながら香りが逃げないように飲みます。一度にたくさん飲むお酒ではありません。ストレートで飲むならV.S.O.P.レベルのブランデーを、またカクテルのベースに使うなら、それ以下のブランデーで十分です。
グレープ・ブランデー以外のフルーツ・ブランデーが登場しますが、それぞれ指定されているお酒を使用しなければなりません。りんご以外のフルーツを原料とするブランデーについては、あまり値段の差がないので、どのメーカーのものを使用してもかまいません。
[内容説明]
【ブランデー】
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)