文章データベース検索の詳細内容
[カクテル・お酒]
ジンの銘酒
内容の最終更新日:2016-04-28
[文章内容]
オランダという国はヨーロッシヾの中央にありながら自国特産の酒はありませんでした。当時、新大陸を求めて海外に進出するオランダ人が多く、オランダにない病気になって帰ってきたため、医学・薬学博士だっ
たライデン大学のシルヴィウスは、その人たちの薬の研究として、アルコールにジュニパー・ベリーを浸した薬をつくっていました。
これがのち、オランダで飲まれるようになったジュニーヴァです。このお酒がイギリスに入って大発展をとげ、ジンと呼ばれるようになったのです。
現在ジンの主流をなしているのはロンドンを中心につくられているロンドン・ジンと呼ばれるドライ・ジンで、日本にもイギリスから大量に輸入されています。
多少、値段に差はあるものの、ものすごく大きな差ではなく、品質にもさほど差がありませんので、手元にあるジンをカクテルのペースに使用してかまいません。
カクテルの本家はイギリスですから、カクテル・ベースになるお酒の中では、このジンが全体の70%くらいを占めています。ロンドン・タイプのジンは、イギリスだけでなく世界各地でつくられていますので、これを使用してもかまいませんO
ジンには、いろいろな香り付け、味付けされたものかありますが、これは日本では、リキュールの取扱いを受けています。
ジンはトウモロコシ・大麦・ライ麦が原料です。
[内容説明]
【ジン】
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)