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[カクテル・お酒]

ラムのの銘酒
内容の最終更新日:2016-04-28

[文章内容]
ラムの産地は中南米のすべての国々、島々といえます。さとうきびの蔗糖(しょとう))汁を発酵、蒸留してつくったお酒で、ヨーロッパから新天地を求めて進出したヨーロッパ人の船員たちが口にして、世界に広まったお酒です。
最近はラムを専門につくっている酒造会社もありますが、製糖工場で生産過剰によって値段が下がった砂糖を原料にしたり、砂糖製造工程中に煮詰めて上に浮いたカスや、砂糖をつくったあとのカスを原料にしてつくったりもします。
ラムには、味によりライト・タイプ、ミディアム・タイプ、ヘヴィ・タイプがあり、ライト・タイプは無色か薄い色、ヘヴィ・タイプはダーク、ミディアム・タイプはどちらかの色に着色されています。
ヘヴィ・タイプは樽で熟成させるためライト・タイプより値段が高いのですが、`同じタイプのラムだとあまり値段の差はないので、どこのメーカーのものをカクテルの材料にしてもかまいません。
カクテルの色を副材料で出したいときは無色のラムが好ましいのですが、色に関係なく味に重点を置くときは、ダーク・ラムがよいでしょう。
[内容説明]
【ラム】
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)