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[カクテル・お酒]
その他の銘酒
内容の最終更新日:2016-04-28
[文章内容]
8つのベースのお酒をもとに、カクテルのレシピをまとめてあります。そのうちの6つのベースのお酒は、蒸留酒に分類されており、アルコール度数が40°前後の強いお酒で、もうひとつは甘いお酒です。そしてあとのひとつ、「その他」に分類されているお酒は、醸造酒のワインとビールです。
醸造酒の多くはそのまま飲まれ、消費量も多いのですが、カクテルにはあまり使用されません。大きなグラスに入れるロング・ドリンクの材料としてときどき使用されるくらいです。
使用されないいちばんの原因は、アルコール分が低く、その特徴をいかすには大量に使用しなければならないからです。カクテルは、使用する材料が3種でしたら、 3種の味が出ないとだめなものなのです。
醸造酒をカクテルに使用するときは、その副材料によってベースのお酒の性格が簡単に消えてしまいますので、 高価なワインを用意する必要はありません。また、シェリーやポートには甘口、辛口がありますので、タイプの表示に気を付けて使用します。
ヴェルモツトはトニック・ワインにもなりますが、強壮の効のある薬草は入っておらず、食欲を増進するから元気が出るのです。
ビールをカクテルに用いるときは、一般のビールであればどこのメーカーでも皆同じ取り扱いです。
[内容説明]
【その他】
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)