
[読み/英語]
Sidecar Cocktail
[文章内容]
いつも二人で
◇さっぱりとして甘酸っぱく、グランデー・ベースゆびおりのカクテル
◇テイスト→中口:27°
【Brandy base】
[内容説明]
第一次位界大戦の頃、いつもサイドカーに乗って、バーに飲みに来ていた兵隊が注文したのが、ブランデーとコアントローとレモン・ジュースをミックスしたカクテル。
バーテンダーはそのサイドカーの音がすると、「サイドカーだな」とつぶやき、このカクテルを作ったことからその名前が付いたといわれています。またある説では、 1933年にパリのハリーズ・ニューヨーク・バーで、バーテンダーのハリー・マッケルホーンが創作したとも。
名前の由来はともかく、男女ともに愛されているカクテルで、最近はドライ(辛口)が好まれるようです。以前の話になりますが、お客様の希望で甘みを出すコアントロー抜きで作ったところ、酸っばすぎて飲めなかったことがありました。
やはりブランデーとレモン・ジュースだけではサイドカーの味は出ませんでした。さしずめ「サイドカー」から「側車」を取った単なるオートバイといったところでしょうか。
◆材料
ブランデー … 1/3
コアントロー … 1/3
レモン・ジュース … 1/3
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)