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[カクテル言葉]

キス・オブ・ファィア・カクテル
内容の最終更新日:2016-05-12

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[読み/英語]
Kiss of Fire Cocktail
[文章内容]
情熱的な恋
◇口をつけた瞬間、赤い炎がくちびるに燃えうつる
◇テイスト:やや甘口:30°
【Vodka base】
[内容説明]
1955年に行われたカクテル・コンクールのグランプリ作品です。創作者は石岡賢司氏。このコンクールが行われる頃、ルイ・アームストロングが歌う「キス・オブ・ファイア」という音楽が流行していましたっけ…。
そんな歌の名が付けられたこのカクテルは、味も香りも濃厚で今でもよく飲まれています。
スロー・ジンで色を付けて炎に見立て、ウオッカの強さで味にも激しさを表現、またキスの一般表現に使われる「甘酸っぱい」イメージを意識してか、グラスの緑をレモン・ジュースでぬらしてグラニュー糖をまぶしたスノー・スタイルを採用しているので、カクテルに口をつけた際に、甘酸っぱく感じるはず。まさに炎のキスというイメージ通りに構成されています。
コンクールで入賞してもすぐ姿を消す作品が多い中、このカクテルは入賞後の爆発的流行が落ちついた今でもフアンが減りません。これからも多くの人に愛され続け、飲み継がれていくことでしょう。
◆材料
ウオツカ … 1/3
ドライ・ヴェルモット … 1/3
スロー・ジン … 1/3
レモン・ジュース … 2 dashes
グラニュー糖 … 少々
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)