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[カクテル言葉]

キール
内容の最終更新日:2016-05-12

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[読み/英語]
Kir
[文章内容]
最高のめぐり逢い/陶酔
◇キールに託されたブルゴーニュ、ディジョン市長の願い
◇テイスト:やや甘口:15°
【Others base】
[内容説明]
CMなどの影響で、若い女性のほとんどが知っているといっても過言ではありません。カシスの香りが風味のよいワインに生かされた、品のあるカクテルです。
キールという名は、フランスはブルゴーニュ地方の中じ都市、ディジョンの市長だったキャノン・フェリクス・キール氏の名前から付けられました。
彼はブルゴーニュ地方のワイン普及を願い、同じく同地方のカシス・リキュールと組み合わせた飲み物を考案。ディジョン市のレセプションには必ずこれを振る舞うなどの努力のおかげで、次第にキールは有名になっていきました。
また、別の飲み物にキール・ロワイヤルというカクテルもあり、これはブルゴーニュの白ワインの代わりにシャンパンを用います。
さらにキール・アンぺリアルというのは、シャンパンとフランボワーズ(いちごの酒)を組み合わせたもの。いずれもキールのアレンジです。
ちょっとドライかな、と感じたときはカシスの量を増やせば、簡単に甘口になります。
◆材料
ブルゴーニュの白ワイン … 4/5
カシス・リキュール … 1/5
[参照図書]
『カクテル こだわりの178種』 稲 保幸(新星出版社)