WEBサイト制作ツール [Illustrator]WEBsite Design Tools

[PART2] オブジェクトの描画

【STEP04】レイヤーの操作

Illustratorのアートワークは、オブジェクトを重ね合わせて作成します。
新しく作成するオブジェクトは、一番上に重なるようになっていきます。
オブジェクトの前後関係を理解し上手に扱えば、複雑なアートワークの作成も簡単になります。

レイヤーの機能とメリット

  • Illustratorでは、すべてのグループやパスが「レイヤー」パネルにリスト表示されます。
  • 「レイヤー」パネルの表示は、オブジェクトの前後関係 (重なる順番 )をリスト形式で表示します。背面のオブジェクトは「レイヤー」パネルの下に表示され、前面のオブジェクトは「レイヤー」パネルの上に表示されます。
  • グループ化されたオブジェクトは、アートワークの前後に従ってグループ表示されます。
  • グループはさらに下の階層がリスト化され、右矢印をクリックするとグループ内のグループやオブジェクトがリスト表示されます。
  • レイヤーは、作業階層をいくつかのグループに分けたものです。すべてのオブジェクトが「レイヤー」パネルで階層表示されるので、前後関係の管理がしやすく、さらに作業がしやすくなります。
  • 例えば、複雑なアートワークを作成する際には、ある部分ごとにレイヤーを作成して作業すると、間違って他のレイヤーのオブジェクトを選択・削除・編集をしてしまうことを予防します。
  • レイヤーは 1つのアートワークの中で複数作成できます。レイヤーもオブジェクトも同じように階層構造になっており、パネルの上部に表示されるレイヤーが前面のレイヤーになります。また、レイヤーの下には、サブレイヤーを作成することもできます。
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  • 「レイヤー」パネルの左のボックスでは、レイヤー/パスの表示 /非表示の切り替えが可能です。クリックするごとに[表示]と[非表示]が切り替わり、実際のパスの表示 /非表示も切り替わります。
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  • 「レイヤー」パネルの左から 2番目のボックスでは、レイヤー /パスのロック /ロック解除を設定できます。クリックするごとに「ロック」と「非ロック」が切り替わり、実際のパスもロック /ロック解除されます。
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レイヤー/グループ/パスのオプション

  • 「レイヤー」パネルに表示されるレイヤー /グループ /パスは、独自の名前をつけるなどのオプション設定が可能です。「レイヤーオプション」ダイアログボックスは「レイヤー」パネルメニューから「 (レイヤー名 )のオプション」を設定するか、「レイヤー」パネルのアイテム名をダブルクリックします。
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アートワークの作業は、オブジェクトを重ね合わせて作成する

【操作チェック】
・レイヤーパネルのオブジェクトリスト
・レイヤー/パス表示とテンプレート
・レイヤー/パスのロック・ロック解除
・レイヤー/グループ/パスのオプション設定

複雑なアートワークを作成する際は、ある部分ごとのレイヤーで作業するとよい

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