WEBサイト制作におけるコンテンツ制作

文章の構造化に従ったコンテンツ制作

  • HTMLは、SGMLから派生したハイパーリンクの可能な文章構造であることが特徴であるため、大見出し、注見出し、小見出し、段落等を活用した文章に整理する必要があります。
  • また、SEO対策上においてもこの文章構造を考慮したキーワードの抽出をしており、今後普及するXHTML,XML対応においても文章構造を前提とした内容となっていますので、文章の構造化は必要です。

画像・グラフィックスの特性

  • WEBサイトで扱う画像・グラフィックスの個々の形式や表示色などの特徴を理解した選択が必要です。
タイプ GIF JPEG PNG Flash
拡張子 .gif .jpg .png .swf
表示色 256色 1,677万色 256色/1,677万色/
280兆色
1,677万色
圧縮方式 可逆圧縮 非可逆圧縮 可逆圧縮 -
透過処理 透過 × 透過 透過
オプション インターレース プログレッシィブ インターレース
αチャンネル
-
その他機能 アニメーション   ガンマ補正 アニメーション、ムービー
ファイル容量
(780x64 pxcel)
40KB 32KB 24KB(8ビット)
356KB(16ビット)
-
携帯電話対応 DoCoMo ×
(i-5.0以降)
AU
(UP6.2以降)
Softbank
(V1.0以降)

(V1.0以降)
  • 画像・グラフィックスの使い分け
  • 写真等の画像は、画像の透過性が必要ないので、「jpg」が最適であり、ロゴやグラッフィクス表現するものは、画像の抜け(透過性)が必要となる場合は、「gif」と「png」があるが、「png」がブラウザの対応でまだ限定があるため「gif」が最適といえる。
  • 動画については、「アニメーションGIF」と「Flash」があり、ファイル容量の関係からサイズが小さく、画像のレイヤーが少ない場合は、「gif」を使用し、多い場合は、「flash」を使用する方がよい。
  • 携帯電話の対応では、3社とも対応している「jpg」が無難であり、画像の抜けや動画対応で「Flash」がよいと思われます。

アイコン、ブュレット画像の活用

  • 図柄やマーク・サイン・シンボルの持つ意味から、WEBサイトで扱うアイコン、ブュレット画像を統一して、CSSで指定することでWEBページをシンプルにでき、ナビゲーションをスムーズに分かり易くすることができます。

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マルチメディアコンテンツの特性比較

名称 概要 特徴 使用時に必要な注意
GIFアニメ
AnimationGIF
GIFのコマ送りでアニメーションを表現するもの。 ・ほぼすべてのブラウザで表示可能。・容量を軽く作ることができる ページ内にいくつも使うと画面が非常に見にくくなる。尺の長いアニメには向かない。
Flash
(Macromedia)
複雑な動きや、インタラクティブな画面を作ることができる。 ・形状やフォントをベクトルデータで持つことができるので、容量を軽く作ることができる。ブラグインの中では普及率が高い。 プラグインがないと見ることができない。
RealVideo/Real one
(ReaITchnology)
ストリーミング技術の代表格。音声や映像をほぼリアルタイムで配信可能。 ・ 音声はFMラジオ並みのクオリティで配信することが可能。
・長尺の音声ファイルや、映像を流すことが可能。
・ストリーミング系では最も普及率の高いプラグイン
プラグインがないと見ることができない。映像は速度の遅い回線ではコマ送りになってしまう場合がある。
ShockWave
(Macromedia)
ゲームなど高度なインタラクティブ性や動きが可能。 ・形状やフォントをベクトルデータで持つことができるので、容量を軽く作ることができる。ブラグインの中では普及率が高い。 プラグインがないと見ることができない。ファイル容量が大きいため、表示に時間がかかる場合もある。
Javaアブレット htmlファイルに埋め込むことのできるプログラム言語。ブラウザ上でプログラムを実行することができる。 ・プログラム言語なので、非常に高度な動きやインタラクティプ性を作り出すことができる。
・ユーザーのパソコンにプログラムソフトを立ち上げるのでブラグインが不要。
アプレットはプログラムなので、読み込みから起動するまでに非常に時間がかかる。
lEとNetscapeで対応状況が違うため、ブラウザによっては見ることができない場合もある。
Quicktime
(Apple)
デジタルビデオフォーマットの代表格。最近ではストリーミングヘも対応。 ・デジタルビデオの代表格としての編集ソフトの多さなど制作環境は揃っている。
・各種メディア形式から変換ソフトも揃っている。
(QuickTimePro 有料:3,780円(税込))
プラグインがないと見ることができない。ストリーミング版のプラグイン普及率が低い。(Quicktime6以上)
Windows Media Player
(Microsoft)
Quicktimeと同様で、windowsのパソコンで普及している。
(Mac用にも対応)
・デジタルビデオや音楽の制作環境は揃っている。MP3も対応。 プラグインがないと見ることができない。まだまだストリーミング版のプラグイン普及率が低い。
Acrobat
(Adobe)
アドビ社のPDF形式のファイル表示 ・カタログなどをそのままウェブヘ掲載できる。 プラグインが必要。ファイルにもよるが、動作が重い。

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