「Composer」による「html5-video-php」のインストールと動作確認
『Composer』をインストール設置して、「html5-video-php」のインストールと動作確認を理解
『Composer』のダウンロード※画像クリックで拡大表示(リンク)
- 『Composer』のダウンロード先は、
「https://getcomposer.org/」より、「Getting Started」ボタンをクリックしてダウンロード方法を確認します。
- 『Composer』のダウンロード方法は、
「Instration-Windows」章を参照すると『Composer-Setup.exe』をダウンロードしてインストールする方法とコマンドプロンプトでPHPフォルダに移動しインストールする方法がります。『Composer-Setup.exe』の方法は分かりにくいので、「Manual Installation」の章のようにしてインストールする方法を実施します。
『Composer』をPHPフォルダに設置
- 『Composer』をPHPフォルダに設置は、
コマンドプロンプトを起動して「cd C:\PHP」により、『PHP』へカーレントディレクトリを移動します。
- 「PHP」フォルダに『composer.phar』を設置
「php -r "eval('?>'.file_get_contents('http://getcomposer.org/installer'));"」を入力して、PHPフォルダ内に『composer.phar』を生成します。 - 『composer.phar』のバージョンを確認
「php composer.phar --version」を入力して、『composer.phar』のバージョン「Composer version ed02997a7bb19c35999559dee765f53a7b6fb3be 2014-xx-xx ...」を確認します。 - 『composer.bat』ファイル作成とバージョン確認
「echo @php "%~dp0composer.phar" %*>composer.bat」を入力して、『composer.bat』を生成します。 - 『composer.bat』起動による同バージョン確認
「composer --version」を入力して、同じバージョン「Composer version ed02997a7bb19c35999559dee765f53a7b6fb3be 2014-xx-xx ...」を確認します。 - PHPフォルダに『composer.phar』『composer.bat』の設置確認
- 『composer.json』ファイルでインストール内容の指定
「cd」でインストールしたいフォルダへ移動し、『composer.json』があるかを確認して、「composer install」を入力するとインストール実行されます。 - 「composer.json」ファイルで、『html5-video-php』パッケージの指定例
{ "require": { "xemle/html5-video-php": "1.0.*" } }
「require」の項目指定をして、「ダウンロードしたいソフトのパス」とコロンで区切り「バージョン」の指定をします。「*」は、ワイルドカードを意味します。
- Composerのコマンド説明
コマンドプロンプトで、PHPからComposer起動に対するコマンド概要です。C:¥PHP>php composer.phar require twig/twig:1.*
Composerコマンド概要(PDF)
『html5-video-php』のダウンロードと設置
- 『html5-video-php』のダウンロード先は、
「FFmpegのPHPclassラッパー」で利用する『html5-video-php』は、パソコン、モバイル端末でのブラウザに対応するため『HTML5のvideoタグ』で利用するビデオ形式「MP4」「WEBM」「OGG」に変換するツールです。 「GitHub」にある『FFmpeg』関連の中から「https://github.com/xemle/html5-video-php」より、「Download ZIP」ボタンをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードのサイトには、PHPのプログラミングサンプルが掲示されていますので利用方法と機能を確認できます。
- ダウンロードした『html5-video-php-master.zip』を解凍して、WEBサーバのドキュメントルートにある『ffmpeg_php』フォルダ内に移動して設置し、『html5-video-php』にリネームします。
- (注)『html5-video-php』にある「src→Html5Video」フォルダの『Html5Video.php』プログラムにバグがあり、98行目の「foreach (split(',', ) as ) { 」の「split」のところを「explode」に修正します。(PHP5.3以降では、split利用不可のため)
『composer』で『html5-video-php』の依存ソフトのインストール
- 『composer.json』ファイルでインストール内容の指定
「cd」でインストールしたいフォルダへ移動し、「composer install」を入力するとインストールが実行されます。「vendor」フォルダに依存ソフトが生成されます。 - コマンドプロンプトで操作
- 「vendor」フォルダに依存ソフトの確認
- 設定済みの『html5-video-php』フォルダのダウンロードと設置
『html5-video-php.zip』のダウンロード(1.2MB)
(注)ダウンロード後に解凍して『C:\WEBserver\htdocsfmpeg_php\』(ffmpeg_phpフォルダ内)に設置。
『html5-video-php』の動作確認
- 『html5-video-php』ライブラリの動作確認
『html5-video-php』ライブラリの動作確認をするために、PHPテストプログラムがあります。『html5-video-php/vendor/autoload.php』を読み込む方法(require_once構文)で利用します。 - 「html5video_ex01.php」プログラム説明
「getEncoders()メソッドによるエンコーダ」、「getVideoInfo()メソッドの情報表示」、「『m2ts』形式ビデオから『mp4』に変換」するプログラムです。
(注)'videoContainers'を指定しないと、videoEncoderは、デフォルトの'x264'になりエラーとなります。
- 「html5video_ex01.php」プログラムの実行結果
- 『html5video_ex01.php』ファイルのダウンロード
『html5video_ex01.zip』のダウンロード(1KB)
(注)ダウンロード後に解凍して『C:\WEBserver\htdocsfmpeg_php\』(ffmpeg_phpフォルダ内)に設置。