WEBデザイン・開発講義WEB Design&Development Lecture

データベースの開発環境:MySQLのインストール

「データベースの開発環境」MySQLのインストール

MySQLのダウンロードからインストール、動作の確認、初期設定ファイルの確認

『MySQL 5.5』のダウンロード※画像クリックで拡大表示(リンク)

  1. 『MySQL 5.5』は、Oracleのサイトのhttp://dev.mysql.com/downloads/ から、フリーソフトである「MySQL Community Server」を選択する。
    MySQLのダウンロードサイト
  2. windows用のインストーラ「msi」で32bitOS用の「win32」で最新版のひとつ前のバージョンで安定している『MySQL 5.5』をダウンロードする。
    MySQL5.5のwindows用ダウンロードサイト
  3. ダウンロードするためには、事前に『Oracle Web account』に登録しておく必要があります。登録したアカウントを利用するため、「Login」ボタンをクリックして次に進みます。
    MySQL5.5のダウンロードのためのLoginをクリック
  4. Oracle Web accountのLogin入力
    Oracle Web accountのLogin入力
  5. ダウンロードを実行
    『Download Now』ボタンをクリックでダウンロード実行
  6. ダウンロード・ダイアログが表示され、保存を行う
    ダウンロード・ダイアログ、「保存」をクリック

『MySQL』のインストール

  1. MySQLインストールのモジュール説明の理解
    MySQL5.5.35からは、インストール方法が変わり前もってどのモジュールをインストールするか知っておく必要があり、MySQLサイトで確認しましょう。今回は以下のものを含むインストールを行います。
    MySQL Notifierは、開発者およびDBAによる全てのMySQLデータベースのインスタンスの監視、開始、停止作業が容易になるもの。
    MySQL Workbenchは、データ・モデリング、SQL開発、サーバー構成、ユーザー管理、Microsoft SQL Serverからの移行ツールなどを含んだ統合管理ツール。
    MySQL Connector/.NETは、必要なADO.NETインターフェイスを実装し、ADO.NET対応ツールを統合。
    MySQL Connector/ODBCは、業界基準の Open Database Connectivity( ODBC )APIを使用して、MySQLデータベースへアクセスすることが可能。
    MySQLインストールのモジュール説明の理解サイト
  2. MySQLのインストールの開始
    ダウンロードした『mysql-installer-community-5.5.35.0.msi』をダブルクリックして、インストールを開始。『Install MySQL Products』を選択して実行。
    インストールを開始
  3. 利用規約に同意
    I accept the License terms』にチェックを入れて「Next」ボタンをクリック。
    利用規約に同意
  4. 最新版の検索
    「Execute」ボタンをクリック。
    最新版の検索
  5. 最新版の検索後の継続
    「Next」ボタンをクリック。
    最新版の検索後の継続
  6. 設定タイプの選択と保存先
    「Custom」チェックして選択。Cドライブ直下に『MySQL』フォルダを作成してそのフォルダ内にインストールするため、「Installation Path」のフォームから『C:\MySQL\』を入力する。
    「Data Path」の省略値は、Windows-7の場合『C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 5.5\data\』であり、Windows-XPの場合は『C:\Documents and Setting\All Users\Application Data\MySQL\MySQL\MySQL Server 5.5\data\』となっていることを理解しておく。
    設定タイプの選択と保存先
  7. 【1/4】4種類の分野からインストールモジュールを選択
    まず、インストールするOSアーキテクチャの「32bit」又は「64bit」を選択する。「MySQL Server」分野は、デフォルトのまま。
    【1/4】4種類の分野からインストールモジュールを選択
  8. 【2/4】「Applications」分野は、「Workbench」「Notifier」「Utitlities」にチェックする。
    【2/4】「Applications」分野の選択
  9. 【3/4】「MySQL Connectors」分野は、「ODBC」「C++」「J」「NET」にチェックする。
    【3/4】「MySQL Connectors」分野の選択
  10. 【4/4】「Documentation」分野は、「Sample and Examples」にチェックし、「Next」ボタンをクリック。
    【4/4】「Documentation」分野の選択
  11. 動作環境ソフトのチェック
    選択したインストールモジュールの動作環境ソフトがあるかチェックして、必要であればインストールを実施する。「Next」ボタンをクリック。
    動作環境ソフトのチェック

『MySQL』のインストール(継続)

  1. 選択した製品のインストール一覧
    「Execute」ボタンをクリック。
    選択した製品のインストール一覧
  2. インストールの進行状況
    すべてのインストール製品にチェックマークがついたら、「Next」ボタンをクリック。
    インストールの進行状況
  3. 「MySQL Server」インストール構成
    『MySQL Server...』を表示し、「Next」ボタンをクリック。
    「MySQL Server」インストール構成
  4. インストール構成の設定【1/3】
    「Server Configuration Type」として、『Development Machine』を選択し、「TCP/IPのport番号」は、デフォルトの『3306』を確認して、「Next」ボタンをクリック。
    インストール構成の設定【1/3】
  5. インストール構成の設定【2/3】
    「root account」のパスワードを入力(パスワードの繰り返し入力)し、「Add User」ボタンをクリックして、DB管理者のユーザー登録する。
    インストール構成の設定【2/3】
    DB管理者のユーザー登録
    「Username」に『root』を入力し、「Password」に『admin』を入力し、「OK」ボタンをクリックするとインストール構成の設定【2/3】に戻り、入力したユーザーが表示される。
    DB管理者のユーザー登録
  6. インストール構成の設定【3/3】
    「windows service name」はデフォルトの「MySQL55」を確認して、「Next」ボタンをクリック。
    インストール構成の設定【3/3】
  7. 「Samples and Examples」インストール開始
    「Samples and Examples」に矢印マークがついたら、「Next」ボタンをクリック。
    「Samples and Examples」インストール開始
  8. 「Sample Program」インストール完了
    「Samples and Examples」にチェックマークがついたら、「Next」ボタンをクリック。
    「Sample Program」インストール完了
  9. インストールの完了メッセージ
    すべてのインストールが完了したので、「Finish」ボタンをクリックで終了。
    インストールの完了メッセージ
  10. 「Workbench」の自動起動
    インストールした「MySQL Workbench」が自動的に起動される。
    「Workbench」の自動起動
  11. 「Workbench」の『MySQL Utilities』を起動
    『MySQL Utilities』を起動すると「MySQL」の初期設定ファイル『my.ini』の設置場所エラーのため、次のダイアログが出るので「OK」ボタンをクリックして終了する。
    「Workbench」の『MySQL Utilities』を起動するとエラー表示
  12. 「my.ini」をコピーし『MySQL Server 5.5』に設置
    「my.ini」ファイルは、『MySQLのData Path』にインストールされているので、 コピーして『MySQL Server 5.5』フォルダに設置する。
    「my.ini」ファイルの『MySQLのData Path』にある
    「MySQL」の『MySQL Server 5.5』フォルダに設置
    「my.ini」をコピー『MySQL Server』に設置

『MySQL』の動作確認

  • 「Workbench」からlocalhostのサンプルDBを確認
    「Workbench」の「Local Instance MySQL55」をクリックすると、DB接続のためにユーザー「root」でパスワード『admin』をフォーム入力する。
    「Local Instance MySQL55」の接続フォーム
    「Localhost」のサンプルDBの『スキーマ』内容を確認
    サンプルDBの『スキーマ』内容が確認
  • 「コマンドプロンプト」からMySQLの起動と確認
    インストールしたプログラムの「MySQL Server」→「MySQL 5.5 Command Line Client」を選択して起動する。 「MySQL 5.5 Command Line Client」起動
    『Enter Password:』が表示されるので、パスワードを『admin』と入力すると『SQL文』の入力が可能になります。 「Enter Password:」表示されパスワードの入力
    通常の「コマンドプロンプト」からMySQLを起動する場合は、『mysql -uroot -p』とパスワード入力、又は『mysql -uroot -padmin』と入力する。パラメータの『-u』はユーザー、『-p』はパスワードを意味する。
    サ通常の「コマンドプロンプト」からMySQLを起動
  • コマンドプロンプトの操作(video表示)
    「MySQL 5.5 Command Line Client」及び通常の「コマンドプロンプト」によるMySQLを起動する操作方法です。
    コマンドプロンプト操作(windows-XPの例)
    コマンドプロンプト操作(windows-7の例)

初期設定ファイル『my.ini』の確認

  • 『my.ini』ファイルを開いて、内部コード「utf8」で、ポート番号「3306」、『MySQL DATA』のディレクトリパス「"C:/ProgramData/MySQL/MySQL Server 5.5/data\"」(windows-7の場合)であること等を確認。
    『my.ini』ファイルの設定内容の確認

WEB開発環境の補足説明

WEB開発環境のリンク

参考資料の表示

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